スマホ依存症を直したい!!!
もしくは、中学生、高校生の息子がスマホばかり触ってて辞めさせたい!!!
そんな方にお伝えします。
スマホ依存症の対策は、考え方次第で改善することができます。
事実、日本だけでなく、世界的にも問題視されており、
世界保健機関(WHO)では、ネット依存や、スマホ依存、ゲーム依存を、
「ゲーム障害」と言う精神疾患へ認定し、2022年1月より発効される予定となっている。
では、そんなスマホ依存症の対策はどうすればいいか?
結論:スマホに依存してしまう正しい理解をし、行動を見直す。
だいぶ抽象的なので深掘りします。
正しい理解とは?タバコが辞めれない!!!から考える。
いきなり、正しい理解と言われても、はっきりとしないと思います。
これまで、アルコール依存症を筆頭に、ギャンブル依存や、タバコ依存など、
医学ではこれまで様々な依存症に対して治療的介入が行われてきました。
タバコを例にとると、大きな大学病院などでも、「禁煙外来」と言うものがあります。
これは、タバコが辞めれない患者さんに対して、
「考え方と行動を見直して修正していく治療」が行われています。
それでもまだ抽象的なので、より具体的に説明すると、
・タバコの良い点、悪い点
・タバコによる健康被害
・タバコ以外の楽しい活動の認識
を一緒に考えて、考え方を修正していく治療。
それが、先ほどの「正しい理解」なのです。
そもそも何故スマホ依存になるのか?
事実ベースで、2020年2月、東京都民安全推進本部の、
家庭における青少年の携帯電話・スマートフォン等 の利用等に関する調査結果によると、
高校生では90%以上がスマホを利用しています。
スマホの普及と共に、隙間時間に、身近で手軽に快楽を得る機会が増えたことが、
依存症の増加を助長しているものと思われます。
結局辞めたいけど、辞めれない人が多い。認知的不協和
有名なイソップ童話にこんな話があります。
要するに、何か、出来ない事や不条理と分かっていることに直面すると、
人間は、出来ない自分を正当化する理由を必死で見つけるのです。
例えば、タバコを例にすると、
健康被害や、お金がかかるデメリットしかないことは分かっているけど、
ストレス解消になる、喫煙所でコミュニケーションが生まれる、など、
禁煙はしたいと思っているが、禁煙出来ない自分を正当化する理由を探し出すのです。
これを心理学では、「認知的不協和」と言います。
スマホ依存も結局は、この認知的不協和に陥っています。
最後に悩んでいる人へメッセージ
これまで、スマホ依存への対策は正しい理解をすること
といったお話をしてきました。
自力で禁煙できる人がいるように、スマホ依存症も、
考え方次第で、対策し、改善できます。
もし、あなたが母親で、中学生、高校生のお子さんがいる場合は、
スマホを取り上げるのでなく、対話を通して、現状を肯定的な方向へ向かわせる工夫が大切です。
一人でも多くの人が、スマホ依存について考えるきっかけの記事になれれば、幸いです。
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