ヤバイ初期研修医!通称「ヤバレジ」ランキング!伸びる研修医とは

医者の人生・キャリア

もしかしたらあなたも「ヤバレジ」かもしれません!!!

あひゃあひゃあひゃ

こんにちは、現役医師のらーめんどくたーです。

昨年、研修医を卒業し、現在も大学病院で毎月交代で研修医がローテートしてきます。

そんな現役で研修医と密接に関わっている僕が、

ヤバイ初期研修医「ヤバレジ」の特徴ランキング

を発表します。

その後、実際に伸びる研修医とは、どんなことをしているのか、

具体的な行動を示します。

ぜひ、自分が当てはまっていないか、チェックしてみてください。

ヤバレジの定義

まず、前提として、ここで自分が話すヤバレジの定義を決めます。

ここでは、

・無断欠席や、毎回体調不良を訴えるなど、明らかにヤバイ人は除いています。

・知識的に不足しており、ヤバイ状況は除いています。

→例えば血圧下がった時の対応を知らない。など医学的知識不足によるヤバさ

要するに、

仕事をする上で、ビジネスマンとして、ヤバイ研修医の特徴をあげていきます。

5位 臭い、清潔感がない

この辺は当たり前のことなのでさらっと言います。

特に男性なら汗の臭い、口臭など、臭いがキツいことというのは、

どんなに仕事が出来る人でも一瞬でマイナスにさせることができます。

また、ヨレヨレの白衣や、フケのついた髪など、

患者さんやコメディカル、チーム内の先生方と多数の人と関わる機会が

多いわけですから、身だしなみには気をつけましょう。

4位 時間を守れない

こちらも当たり前ですが、社会人としてプロ意識の問題です。

特に研修医ではまだ、入局した先生と違って、

仕事への責任が低いため、

また、遅刻をしたところで、

自分がいなくても他の上の先生方が方針を決めることが多いため、

どうしても気が緩みがちになります。

5〜10分のたまの遅刻なら、それ自体で大きく何か変わることはないと思いますが、

・毎週遅刻をする

・1時間以上の遅刻をする

こう言ったことは夜の行動をチェックするなど、根本的な問題解決をしなければ、

いずれ繰り返していると信頼を失います。

研修医のうちに直せるところは直して、早く学生気分を卒業しましょう。

3位 コメディカルへの感謝がない/患者さんへの寄り添いがない

医療というのは、医師だけで成り立っていません。

周りの看護師さんや薬剤師さん、技師さんと協力し合いながら成り立っています。

どうしても研修医になると、もうテストに出ないからか、

学生の頃散々教えられた「チーム医療」を忘れてしまいます。i

僕たちの目的は患者さんに対してより良い医療を提供することです。

患者さん第一の医療を考えられていれば、

そのためには、コメディカルの方々との、

円滑で良好なコミュニケーションは必須であることに気づきます。

2位 ただくっついているだけで無言

正直ここから話す2位と1位ができてない人が

圧倒的にヤバレジレベル高いです、まじで。

第2位は無言の研修医です。

エレベーターを待つ時、昼飯の時、カルテ記載が終わった時、

愛想もなく、無言な人がヤバイ理由は、

何を考えているかわからないから。です。

臨床の医療現場では、基本的にチームで行動します。

その中で、考えていることが読めない人がチームにいると、

周りも気を遣うし、雰囲気も悪くなり、全体として仕事のパフォーマンスは落ちます。

ただ、どうしても人見知りな性格でうまくコミュニケーションを図れない人もいます。

そういう人は、まず「質問」してみましょう。

この検査結果ってなんでこうなるの?

この病態ってどうなってるの?

バカな質問と思われていいです。こちらも研修医の質問に高度な期待を求めていません。

質問せず、ただ受動的に無口なだけでは、確実に、あいつはヤバイと思われます。

逆に愛想が良ければ、普段からのその良い態度が

多少やらかしても、セーフティーネットになります。

なんでもいいので思ったことをまず質問してみましょう。

1位 結果を出せない人

圧倒的ヤバレジの特徴は、結果を出せない人です。

これには主に2パターンあります。

1.結果を出そうとするけど、出ない人

このタイプは”あること”さえしなければ、逆に伸びて結果が出せるようになります。

その”あること”は、「相談せずに勝手にやってミスる」です。

結果を出そうとするあまり、まだ十分な知識もないままアセスメントし、実行してしまいます。

ここで大事なことは、アセスメントすることまでは、良いことでむしろデキレジの特徴とも言えるでしょう。

問題は、勝手にそのまま実行に移してしまうことです。

特に研修医は、まだまだ経験も知識も不足しています。

ひとつの行動の間違いが、患者さんへ重篤な病態を引き起こすこともしばしばです。

車の運転と同じで、慣れてきたら特に、自分で考えて相談せずやりがちですが、

結果を出そうと頑張る上で、

必ず、小さなことでも上級医に相談することができれば、自ずと結果も出て、デキレジへと進化します。

2.結果をそもそも出そうとしない人

このタイプは

もう、ほぼ、イコールヤバレジと言っても過言ではありません。

具体的な行動として、

・カルテは毎回DO♪

・処方もDO♪ 注射もDO♪

・看護師さんからの電話は、何も考えず上級医へ伝言ゲーム♪

・やれと言われたことだけは完璧にこなします👮‍♀️

・退院サマリーや書類系なんて言われなきゃ書いたことない♪

・結果も何も出してないのに終わるの17時過ぎたら研修医室で愚痴タイム♪

こう言った行動をとっている人は本当に改めたほうが良いですね(笑)

まだまだ上げるとキリがないですが、

お給料をもらってるプロな訳ですから、

自分で結果を出しに行こう!!という能動的な姿勢とイシューを持って、

仕事に取り組むことが最も大事なことだと考えています。

少しくらい愛想がなくても、結果が出せていれば、文句は言えないのです。

今回は、ランキング形式で「ヤバレジ」の特徴についてお話しました。

特に、僕のように大学病院で勤務をしていると、

たくさんの研修医に会うため、その分ヤバイ研修医をたくさんみてきました。

伸びる研修医、デキレジになるような人はみんなこれらの行動を取っていません。

もう一度ランキングを見直して、

みなさんはくれぐれもこのような行動を取らないように気をつけてくださいね!!!


 合わせて読みたい

【初期研修医向け】MSSAとMRSAの違いとは?抗菌薬はなぜ違う?【黄色ブドウ球菌菌血症】

コメント

  1. […] プロフィール【なぜ僕がブログを始めようと思ったか】 部門別!ラーメンドクターおすすめラーメン5選! 専門医は必要?【結論:必要だから医局を辞めるな!】メリットと取らない選択 ヤバイ初期研修医!通称「ヤバレジ」ランキング!伸びる研修医とは … […]

タイトルとURLをコピーしました