どうも、らーめんどくたー大将です。
グルタミン酸について、目をつけたあなた、はっきり言って、最高です。
今回は、らーめんを語る上では、語れない、うま味成分の「グルタミン酸」って、
一体なんなの?!どんな効果なの?!といった疑問を超簡単な方法で解消します。
そもそもグルタミン酸とは、うま味成分の一種のアミノ酸で、昆布などに多く含まれます。
(うま味については、以前医師が解説!ラーメンなどのうま味の相乗効果とは?グルタミン酸(アミノ酸)とイノシン酸(核酸)についてでも解説しているのでそちらも参考にしてください。)
では、本題です。
前提として、この記事は、「グルタミン酸」のうま味を超簡単な方法で感じてもらうための記事です。
詳しい昆布の出汁の取り方や、MAXのグルタミン酸の出し方を研究する記事ではございません。
そして、結論から話すと、「意識してトマトを食べる」がその答えになると思っています。
もちろん、巷で販売されている「味の素」は、グルタミン酸ナトリウムの塊のようなモノなので、「味の素」を舐めれば、グルタミン酸ナトリウムを食していることにはなります。
ただ、やはり化学調味料です。
もっと根本的に、自然に、純粋に「グルタミン酸」を感じるのがトマトなのです。
その方法について詳しく説明していきます。
そうだったのか!トマトにはグルタミン酸が豊富に含まれている
を読んでいただければわかるとも思いますが、ここで言われている事は、簡単にいうと
「論文の結果、科学的にも、赤いトマトの実にはグルタミン酸が大量に含まれている」
ということが言われています。
つまり、グルタミン酸が大量に含まれているトマトを食すことで「うま味」を感じることができる。というわけです。
でも、我々日本人で、このご時世、人生で一度もトマトを食べたことのない人の方が少ないと思います。
それでも、うま味なんか感じなかったぞ?という方。
安心してください。
ちゃんとした、うま味の感じ方があります。意識的にトマトを食べないとおそらく感じれないと思います。(少なくとも僕はそうでした。笑)
トマトからグルタミン酸を感じる方法
これは、かなり単純です。
①まずトマトを口に入れます。
②擦り切れるまでとにかく噛みます。
③飲み込みます。
④飲み込んだ後、舌に残ってる感覚を意識します。唾液が出そうな感覚、それが「グルタミン酸のうま味」です。
ね、めちゃくちゃ簡単なんですよ。
別に味の素でやらなくても自然のグルタミン酸を感じれます。
もちろん、昆布を水出ししたり、煮出したりすればよりグルタミン酸を感じれますが、
あくまで「前提として」今回は、「より簡単にグルタミン酸の味を感じる方法」をお伝えしたかったので、
この方法を解説させていただきました。
おまけ:野菜のブイヨンもグルタミン酸ナトリウムなので勉強になる!
実は、野菜のみで料理した野菜のブイヨンも。グルタミン酸なのです。
ということで、おまけコーナーとして、らーめんどくたー大将の調理コーナーです。
用意するものは、
①野菜ブイヨン(グルタミン酸)
②トマト(グルタミン酸)
③比内地鶏のスープ(イノシン酸)
まず、①×②のコンビ。グルタミン酸×グルタミン酸
確かに、うま味は感じますが、あまり野菜のブイヨンをそのまま飲むことと変化は感じませんでした。
次に、①×③のコンビ。グルタミン酸×イノシン酸
わかりやすいですね。これが一番わかりやすいかもしれないです。
圧倒的に、飲んだ後の舌触りが違います。
②×③のコンビ。グルタミン酸×イノシン酸
こちらも、①×③ほどではないですが、舌触りは②トマト単体や③比内地鶏単体と違い、相乗効果を感じました。
ただ、やはり同じ液体で混ざり合ったという面からか、一番相乗効果を感じれたのは、②野菜ブイヨンスープグルタミン酸×③比内地鶏イノシン酸でした。
トマトは、簡易にグルタミン酸のうま味の舌の残り方は感じれど、
しっかりとしたうま味は、やはりちゃんと出汁としてとったスープにはかなわないのかもしれませんね。
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