比内地鶏と羅臼昆布を使った自宅で簡単スープ作り!塩ラーメンレシピ

らーめん

どうも、らーめんどくたー大将です。

消化器内科医として仕事をしながらラーメンの味の研究をしています。

最近ハマっている漫画は呪術廻戦です。笑

 

さて、今回、三大地鶏のひとつ、比内地鶏の鶏ガラを入手したので

シンプルに比内地鶏ガラと羅臼昆布のみを使ったスープを作っていきたいと思います。

 

ってか、そもそも何故比内地鶏なの?比内地鶏って何?

って方。

私の比内地鶏愛については、過去に

【比内地鶏を完全マスター】通販の鶏ガラでラーメンスープを作る【レシピ紹介】

でも語っていますので是非読んで見てください。笑

 

結論から言うと、

比内地鶏の濃いうま味を羅臼昆布の濃厚出汁が底上げしてくれたスープ

が完成しましたので、そのレシビをご紹介します。

 

だしスープ、塩ダレの材料はいたってシンプルに!

今回のスープ作りでは、

シンプルに比内地鶏のうま味と羅臼昆布のうま味を感じることを意識しました。

そのため、材料はいたってシンプルにしています。

だしスープの材料

水5L

比内地鶏ガラ2kg

羅臼昆布330g

野菜(青ネギ、ニンニク、生姜)

これで昆布の割合は6.6%です。

今回はより強く出汁を出すため多めの割合にしましたが、出汁をひく際の昆布の割合は3%程でも十分出汁は出るため150g以上であれば十分なうま味を感じれるかと思います。

 

塩ダレの材料

材料:

羅臼昆布スープ 200ml

みりん 100ml

酒 50ml

海の精 あらしお 30g

雪塩 20g

どんこ10g

 

食塩50g/食塩水全体400ccで12.5%の塩分濃度の塩ダレに調節しました。

 

1杯のラーメンに30ccのタレを使うとすると、3.75g/30ccの塩分であり、

 

1杯のラーメンに300ccのスープを使うとすると、3.75/330cc  1.14%の塩分濃度

になります。

比内地鶏×羅臼昆布スープ:スープ作りレシピ

では、ここから実際にスープを作って行きましょうかの。

前日:昆布を24時間水出しにする。

 

 

昆布は水出汁で一晩つけるだけで十分な出汁を出してくれるため一晩つけましょう。

羅臼昆布の出汁は、上の写真のような黄色味の帯びた濃厚で香りもしっかりした出汁が出ることが特徴です。

 

当日:

1:昆布を弱火に入れ、90度を保ちながら1時間煮る

2:同時に比内地鶏ガラの処理を行う。

(今回は、うま味を最大限出すため下茹ではせず、肝臓などの内蔵を取り出す。)

3:昆布を取り出し、200ml分取り出し、塩ダレ作りに回す。

4:昆布スープに比内地鶏ガラを投入、沸騰させないように気をつけながら弱火で煮る。

5:2時間の時点で野菜も投入する。

6:合計7時間弱火で煮て完成。

 

超シンプル。

 

 

スープは透き通り方がブロイラーのそれとは全然違います、、、

そして香りも強く、この時点ですでによだれが出てきそうです。

 

結論:比内地鶏も羅臼昆布も濃厚な食材のためうま味のマリアージュをおこした

いざ、実食!!!

 

うん、美味い!!!!

比内地鶏は香り、色ともに濃厚な味わいが広がります。

そして羅臼昆布も大量に使用したためか比内地鶏のイノシン酸のうま味に負けじと感じるグルタミン酸のうま味が感じられます。

 

ワインの世界で、同じ風味や重厚感によって料理を合わせることを「マリアージュ」と呼びますが、

比内地鶏×羅臼昆布はまさに濃厚×濃厚のマリアージュを生み出すスープに完成しました。

 

ただ、ラーメンの出汁の合わせ方には正解がないと言うこともスープ作りの面白さでもあります。

 

・今回は塩ダレをチョイスし、より素材を感じさせましたが、醤油ダレでキリッと引き締める風味を出したり、

・羅臼昆布より澄んだ出汁が引ける利尻昆布を使って比内地鶏の濃厚なうま味のベースを支えたり、

・逆に強火で白湯にして、モミジを追加して粘度をあげたこってりスープにしてみたり、、、

 

非常に奥深いことがスープ作りの醍醐味でもありますね。。。

 

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