【J-OSLER最短攻略】自己省察見本例と書き方/症例登録編/ジェイオスラー

J-OSLER

 

こんにちは、らーめんどくたー大将です。

この記事は後期研修医、またはこれから後期研修医になる初期研修医2年目のみなさん向けに

「J-OSLERをなるべく近道で攻略する方法」を現役後期研修医の自分が解説していきます。

 

J-OSLERとは専攻医登録システムのことで、簡単にいうと臨床で経験した症例をネットに登録していくシステムのことです。

内科専門医を取得したいと考えている人には避けて通れないシステムとなっています。

 

今回は、最初に総論をさらっと解説しながら、我々後期研修医の最初の鬼門である「症例登録」を攻略するコツを解説します。

結論から言うと、

症例登録では自己省察がやや複雑に思われがちですが、実はシンプルです。

・「〜を知らなかった」ということを知った。というスタンスで、

・全人的アプローチを記載する

これだけです。

 

この自己省察をスピーディーに書きたい!!!という方は↓の記事で有料級の内容を解説してますのでぜひみてください。

 

J-OSLERに登録はしたけど書き方がわからない!!見本例

まだ1度も症例登録をしてない、それどころかログインもしたことがない人向けに

最初の1症例の書き方の見本例をご紹介します。

めちゃくちゃシンプルです。

 

まずはこちらのJ-OSLER内科学会ホームページログインし、

 

左側にあるタブの症例→新規登録を押すだけです。

 

後は、下図のように「必須」項目を埋めていく作業になります。

下の方に行くと「症例の概略」とありますがこれは「現病歴と入院後経過」を埋めるだけなので実に簡単なのですが、

 

「症例を経験しての自己省察」に関してはやや複雑のため後ほど解説します。

 

J-OSLERって3年間でやればいいんでしょ?専門医取れるでしょ?

いやいや、3年もあるしそんな焦らなくてよくね〜www

実際自分の周りの後期研修医は(当初の自分もそうでしたが笑)現状そういう人が多すぎる印象があります。

 

しかし、早いうちから正しいやり方と効率の良いやり方でコツコツやっていく必要があると思います。

 

何故なら、

J-OSLERの終了要件として160症例(56疾患群)の登録と29症例の病歴要約が必要ですが、

(他にも学会発表、講習会参加、JMECC受講などが条件に含まれてます)

これらは思っている以上に大変過酷な作業だからです。笑

 

緑の枠が最終的な症例登録の終了要件であり、

2次評価が必要な病歴要約オレンジの枠になっています。

 

症例登録、自己省察の書き方と見本例

では、実際の書き方と見本例を紹介します。

先ほどもチラッと触れましたが、症例登録をする上で「症例を経験しての自己省察」がやや複雑で何を書けばいいのかわからない方が多いと思います。

 

これ実は

J-OSLERのホームページに書き方が記載されています。

 

しかし、それでもかなり理解するのに時間がかかるため、

実際に経験している僕がわかりやすく次の2つのポイントにまとめました。

 

1:「〜を知らなかった」ということを知った。という書き方で

ホームページを読むと、

自己省察のポイントに関して、内科学会の機構が求めているのは「メタ認知」です。

 

何それ、いきなりわかりにくっ!!!

 

メタ・・・?転移?と思った脳みそ医学病の方にもわかりやすくいうと、

 

自ら症例を登録してはじめて、ここが知らなかった!というところに気づけるんやで、だからみんなLet’s 症例登録やで!

ということです。

 

(哲学の世界でいうところのソクラテスの「無知の知」と通ずるものがありますね)

 

内科学会の機構は「症例を自分で選んで登録する」と言った能動的な作業の中で、

我々にどこがわからないのかをわかって欲しかったわけです。

 

つまり、自己省察で書くことは「メタ認知」であり

 

もっと簡単にいうと「〜を知らなかった」ということを知った。

みたいに書けばO Kです。

 

バリエーションとして

 

「〜の認識ができていなかったので〜の学習の必要性を痛感した。」

「〜の学習が足りなかったことに気づき、〜を学んだ。」

「〜の違いを把握してなかった、症例を通して〜の分類を理解した。」

 

のように

・自分の知らなかったことがあった

・それを知って学んだ

という流れでポイントを抑えるのみです。

 

2:1の内容に「全人的アプローチ」を付け加える。

自己省察の内容はこれまでの内容ができてれば良いのですが、

ただ、それだけでは300文字という文字数には足りません。

 

そこで機構のホームページの見本例を見てみると

 

上段に医学的内容での自己省察を、

そして下段には「全人的」と言うキーワードが出てきます。

この「全人的な医療」に関しては先輩方の2次評価(病歴ようやく)のフィードバックをみるとかなり重視している傾向にあるようで、

実際今後29症例登録しなければならない2次評価が必要な「病歴要約」のページにも

 

 

このように、

全人的医療を実践する能力が大事と書いてあります。

 

そもそも、全人的ってなんだよ!!!!!

 

という方は

【具体例を用いて解説】癌緩和ケアだけじゃない全人的医療とは【臨床で必要のアプローチ】

でかなりわかりやすく解説してるため参考にしてみてください。

 

まとめ:J-OSLER症例登録の最短攻略の2つの鍵

つまり、症例登録の自己省察で大事なことは2つ、

①自己省察の基本のベースに従って

②全人的な考察を付け加える

 

これを書けばいいだけのシンプルなものなのです。

 

確かに、症例登録全体の評価基準としては自己省察と全人的アプローチ以外にも医学的考察とアプローチが基準としてあります。

なので、医学的考察を深掘りして記載するのがベストではあります。

しかし、症例の内容への自己省察で医学的内容にも必然的に触れるため気にしなくても医学的考察は必然的にカバーできています。

 

また正直なところ、

症例登録の段階でのチェックをするのは指導医の先生だけ(機構はチェックしない)

 

よって、指導医の先生個人の好みに左右されてしまいます。

(病歴要約の二次評価は別ですが、、、)

 

ましてや160個も登録しなければいけない症例登録でそこまで1つ1つ完璧にしていては日々の臨床をやりながらだととても大変ですし、第一、300字以内に収めることも難しいです。笑

 

なので100点を目指さず合格点を目指すつもりで

2つのポイントだけ抑え、後は医学的考察・アプローチにも少し触れるくらいで書くことが、こと症例登録に関しては、J-OSLER攻略の鍵となってくるでしょう。

 

この基本をシンプルに繰り返せば慣れてきます。

そしてだんだん慣れてくると症例を埋める作業も楽しくなってきて最短攻略に繋がります。

大変ですが頑張りましょう!

 

おまけ:

もっとJ-OSLER関連の記事が読みたい!!!という方は

らーめんどくたー大将 J-OSLER記事一覧からご覧ください。

コメント

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