ブログ:なぜ皆J-OSLERの症例登録を後回しにしてしまうのか。【面倒の対策法】

J-OSLER

このブログ記事は、J-OSLERを面倒で後回しにしている全ての後期研修医へ向けて、

なぜ、後回しになってしまうのか、その原因を考えた上で対策法を考えていく。

そういったものになっています。

結論と対策です。

それは、

結論:日々の臨床業務が忙しいことを言い訳にしてしまっている

対策:日々の臨床業務で、少しでも新しいことを学んだ症例をそのまま症例登録する

要するに、日々の臨床業務と、J-OSLERの症例登録を別のものとして考えてしまっているわけですね。

だから対策はめちゃくちゃシンプルです。

業務として退院サマリーを書くように、業務としてJ-OSLERを登録すればOKです。

そのことに関して、深掘りしていきます。

他にも当ブログでは有益なJ-OSLER関連の記事を執筆してるのでブックマーク頂けると嬉しいです!

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少しでも新しいことを学べば、それが自己省察になり書きやすい

何か小さいことでもいいので、入院中の患者さんに対して、一つは気づきがあると思います。

しかし、日々の忙しい業務の中でメモでも取らない限り忘れていってしまいます。

もったいない。。。

その気づき、覚えておけば、症例登録の自己省察がめちゃくちゃ書きやすいです!

コツコツやるのは苦手だ!という人でもOKです

別にその都度やる必要はなくて、あとでまとめてやればいいです。

結局一番時間がかかるのは症例集めの作業と、次に自己省察の考察です。

だからその時に書かずとも何処かにメモしてIDと気づいたこと学んだこと書いておけば良いでしょう

別物ではなく、業務の一貫として認識する。そのためには?

やはり

臨床での病棟業務や検査、外来、治療=「仕事」

J-OSLER=「やらなきゃいけない作業、面倒ごと」

と分けて考えてしまっている方が多いと思います。

確かに、内科学会機構が指定してきていることで、今の自分の仕事内容とは関係ないかもしれません。

でも、結局は医師という仕事の中のキャリアの一つとして、必要なことです。

面倒ごとだなーと分けて考えていては進むものも進まないでしょう。

あなたに少しでも良いので、「J-OSLERも仕事の一貫だ。」

その認識があるとちょっとした採血待ちなどの業務の合間に意識づけができます。

そのためにどうすればいいか、具体的な方法として

「その採血待ちの人を症例として登録する」

という方法をとってみるのも一つかなと思います。

そうした具体的手法をとることで、より意識づけも強くなるでしょう。

日々の臨床業務が忙しいのは事実。どうすればいいの?

日々の臨床業務の他にも飲み会、デート、youtube、Netflix、趣味・・・

色々とやることがあって時間を中々裂けないよ!!!

そんな人もいると思います。

ただ、そんな中でも文句言ってもみんなやらなくちゃいけません。

では、どうすればやるモードになれるのか?

結論、やらなきゃいけない環境になった時が一番本領が発揮されます。

締め切り効果というやつですね。笑

色んな方法でこれを作りましょう。具体的には、

・指導医に宣言しちゃう

・無理なら友達に宣言しちゃう

などです。

人には、承認欲求があります。

あいつ約束守らなかった。と思われるのをみんな嫌います。

なので、自分から追い込んで工夫してやらざるを得ない状況を作るのは、一つの手かなと思います。

どうせ、やらなきゃいけない!専門医になりたいよね?

夏休みの宿題って、ほとんどの人が後回しにしがちで、

結局8月の後半に焦ってやってましたよね。

でも「自由研究」は意外と進んだ!っていう人はいると思います。

「自由研究」は夏休みの宿題といったやらされることと違って、自分でテーマを作って実験したり、工作したり、

夏休み期間中、遊ぶ中で自分で試行錯誤して作ったものだからだと思います。

J-OSLERも宿題感覚でなく、自由研究感覚で、

日々、業務の中で自分で気づいたもの、新しく学んだものを、

・やれる人はその都度登録して、

・それでも無理な人はIDと学んだことをメモして残して、あとでまとめて登録しましょう

(ここでメモをちゃんとしておくか、おかないかが大事です。忘れちゃうので。)

今一度自分に聞いてみてください。

なぜそんなことをするのか?

もちろん、専門医になるためですよね。

面倒だし、後回しにもしたくなる気持ちはわかります。

それでも、自分の将来のためだと思って、楽しんで、工夫して、取り組んでいただけるようなブログ記事になっていれば幸いです。

おまけ:

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