一人じゃ無理!J-OSLERの自己評価・プログラム評価・技術技能評価・多職種評価など

J-OSLER

こんにちは、らーめんどくたです。

これまで当ブログでは様々なJ-OSLERの攻略記事を紹介してきました。

そんな中で、思うことがあります。

たいしょー
たいしょー

J-OSLER民、皆、症例登録と病歴要約に捉われすぎて

「自己評価」などの「研修評価」のことほぼわかってない説


症例登録とか病歴要約はみんなからやれやれ言われ、やってる人は多い印象です。

しかしながら!!!何故!!!J-OSLERの修了要件にも含まれる研修評価を疎かにするのか!!!

詰めが甘い!!!!

内科学会のJ-OSLERのページでも丁寧に「研修評価」「技術技能評価」と解説しているけどよくわからない。そんな人は多いでしょう。

そして、最も怖いのはこの「研修評価」に関しては「指導医」ですらよく把握していない場合があります。

つまり担当指導医によっては、ぼくたち専攻医自身で指導医側にアプローチして必要な研修評価を依頼していただかなければなりません。

そのためには、「何を自分達でやるのか」「何は指導医側がやるのか」を理解する必要があります。

今回は、その具体的な内容を以下の3つ

 研修評価の種類と締め切り
 専攻医側がやること
 指導医側がやること(理解されていない場合専攻医側より依頼する)

に分けて解説します。

症例登録の自己省察をもっともっと、スピーディーに書きたい!!!という方は↓の記事で有料級の内容を解説してます。

また、J-OSLERの症例を登録していく上で便利なアイテムも↓の記事で紹介しています。


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J-OSLER・研修評価は修了認定を出す直近の評価依頼を出せば大丈夫

自己評価とか、指導医評価とか・・・。なんかたまに研修期間中にやってたようなきもするけどよくわかってない。1年目のとかやってなくても大丈夫なのかな?

と不安になる人もいるでしょう。

でも、気にしなくて大丈夫です。

J-OSLERの修了要件に必要なのは修了認定を出す直近の評価がなされていればOKです。

※例えば、ストレートに研修を修了した場合、専攻医3年目の下期(1月〜3月)に研修修了認定を出すので専攻医3年目の下期での研修評価が完了していれば大丈夫です。


そして、評価項目は、

指導医評価、プログラム評価、自己評価、技術技能評価、専攻医評価、多職種評価(360度評価)

と種類としては6つあります。

ただ、いきなりこんなの言われてもわからないと思います。

なので、次に「専攻医側」「指導医側」に分けて解説します。


専攻医が必要な研修評価は4つ。技術技能評価がわかりにくい。

こちらは内科学会のJ-OSLERのホームページから引っ張ってきた内科版J-OSLER年間スケジュール表の一部になります。

そして、結論を話すと、この中で専攻医がやることは、「自己評価」「指導医評価」「プログラム評価」「技術技能評価」の4つになります。

「自己評価」「指導医評価」「プログラム評価」登録の仕方

まずは中でも「自己評価」「指導医評価」「プログラム評価」の登録の仕方を見ていきます。

J-OSLERのトップページで、

左のバーから「研修評価」を選択し3つを登録することができます。

「自己評価」と「指導医評価」に関しては「半年に1回(上期と下期)」

「プログラム評価」に関しては「年に1回(下期)」

に登録することができます。

これは「研修評価」というわかりやすいタスクバーがあるのでなんとなくやってたという人もいるのではないでしょうか。

「技術技能評価」(技術技能登録)の登録がややめんどくさい

もう一つ、「技術技能評価」に関しては少し特殊で、やや時間がかかります。

まず、先ほどの研修評価のバーでなく、「技術技能評価」という独立した登録ボタンが存在します。

そして、こちらを開くと「総合内科Ⅰ」、「総合内科Ⅱ」・・・、といったようにいくつかの項目のボタンが現れます。

これらを、

こうやって、一個一個★をつけて登録していかなければなりません。。。

これは「評価」というよりは「登録」の作業であり、後ほど指導医側の部分でも詳しく解説します。

とにかくポチり続ける根気が大切です。笑


専攻医に必要な研修評価4つがしっかり完了したか確認する方法

さて、「自己評価」「指導医評価」「プログラム評価」「技術技能評価」の4つの登録はできたと思います。

しかし、しっかり登録できてるのか?ちょっと不安ですよね。それを確認する方法があります。

まず、自分のページのトップ下に行き、

一番下を確認します。

もし、研修評価が終了してなければこのように〜を登録してください。と表示されます。

研修評価が全て完了していれば、

このように、「あなたのタスクはありません。」と出ます。

これで自分の進捗状況を確認することができます。


指導医側が入力する評価「専攻医評価」「技術技能評価」「多職種評価」

指導医側は「専攻医評価」「技術技能評価」「多職種評価」の3つの評価を行います。

基本的に、ここから先は専攻医のJ-OSLER民の皆さんは登録する必要がありません。

しかし、冒頭でも話したように忙しい指導医側の先生方によってはどの研修評価を入力すれば良いか理解していない方々もいらっしゃるかと思います。

特に、「多職種評価(360度評価)」に関しては、理解されていない指導医の先生も多いようでしっかりと専攻医の皆さん自身で評価の必要性を理解し、場合によっては指導医側へ評価を依頼する必要があります。

では、それぞれの評価項目に関してもう少し深掘りします。

「専攻医評価」

こちらは「指導医の先生方が我々専攻医を評価する評価」という意味合いで「専攻医評価」とついています。この評価は専攻医自身で「自己評価」を完了すると、自動で指導医側へ評価依頼が送られます。

逆に、自分で自己評価を行なっていない場合、いつまでも専攻医評価はされないのでよくわからず催促などしないように注意しましょう。笑

「技術技能評価」

こちらは、専攻医側でも登録しました。

先ほど専攻医側の登録でも話したように技術技能評価に関してはその他の研修評価とは別に位置付けられているようで、こちらは「専攻医側で登録→指導医側で評価」というように最終的な評価が指導医側でなされます。

つまり、専攻医側ではあくまで「登録」といったニュアンスで、最終的な「評価」は指導医が行います。

これももちろん専攻医側が登録を行わないといつまでたっても指導医は評価できないので早めにポチってしまいましょう!!


「多職種評価」(360度評価)

さて、最後の難関「多職種評価」についてです。

これは360度評価などとも言われ、つまり、他の医師やメディカルスタッフから専攻医の評価をヒアリングし、専攻医が評価を登録します。

この多職種評価の最も厄介な点は、「指導医側の自発的なアクション」を必要とする点です。

指導医用のJ-OSLER操作マニュアルによると、

まず、指導医の先生方の操作で多職種評価表をダウンロードし、

このように、登録していく必要があります。

つまり、自己評価を入力すれば自動で届く「専攻医評価」や、技術技能の登録を行えば自動で届く「技術技能評価」と違って「指導医の先生が存在を知っているのかいないのか」に依存してしまいます。

なので、もしまだ評価が完了していない!とあれば、指導医の先生に確認をとってみると良いでしょう。


まとめ

いかがだったでしょうか。

この辺の評価は種類も多く、研修評価と技術技能評価が分かれていたり、多職種評価のやり方が複雑だったり、理解し難いところも多くあります。

ただ、修了要件に含まれているとなれば無視もできないので、積極的に早めに終わらせちゃいましょう!

おまけ:

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たいしょー
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