内科医になるなら誰しもが経験する無理ゲー、J-OSLER(ジェイオスラー)。
せっかく仕事が早く終わっても、僕らの可処分時間を奪っていく悪魔の所業。
でも、その作業時間を圧倒的に短縮させる方法があります。
今回は、そんなJ-OSLERが大好きな自他共に認めるド変態の自分が少しでもラクする便利アイテムを紹介します。笑
無理!辛い!と中々オスラーが進まない人はぜひ見ていってください。
軽く自己紹介です。
・2018年度卒・J-OSLER 3期生
・当ブログではJ-OSLERや内科専門医試験について発信中
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160症例登録に29の病歴要約は想像以上に骨が折れる
学生時代のテストって割と直前に詰め込んで一夜漬けにしてもなんとかなった経験はありませんか?実際、僕もそんな感じでした(笑)
しかし、さすがは無理ゲー・J-OSLER。流石に一夜漬けしようという人はいないでしょうが、コツコツ進めていかなければ絶対に3年目までに修了要件を満たしません。(笑)
なので、もう圧倒的にパソコンに向かう時間が増えます。
すると、みなさん
こう、猫背なります。
医局でこうなってる人ほぼJ-OSLERしてる説は立証です。めちゃ雑コラしちゃって医局の皆さんすみません。笑
これでは長時間の作業に耐えられませんし、ましてや肩や首にも負担になって肩凝りや筋肉痛の原因にもなります。恐るべし内科学会機構。。。
そこで、僕のジェイオスラー作業環境はこんな感じです。
左に退院サマリー、右にノーパソ。リピートアフターミー。
これで集中力は爆アゲ、何より疲れないので作業時間が圧倒的に短縮されます。
ちょっと深掘りしますね。
必要度★5:J-OSLER効率UPアイテム
まずは、これがないと話にならない!!!
むしろどうやって症例登録してるの?と聞きたくなるほど必須級の2つのアイテムを紹介します。
ブックスタンド・ペーパースタンド
これです。
一言で言うと、左に添えるだけで、デュアルディスプレイと同じになれる神アイテムです。
得られるメリット退院サマリーを写す時に目線や首がいちいち上下しなくなるので、タイピングのスピードが上がり、肩も凝らなくなる。
みんな症例登録や病歴要約を書くとき頭を激しく上下に振りすぎです。
脳出血になるんじゃないかってくらいヘドバンしてます。笑
そして、ペラッペラの退院サマリーの紙を横に置いて書きにくそうにしてます。
ブックスタンドに挟んじゃえば、そんな姿勢崩してまでペラッペラのサマリー見なくていいのに!!!
そう思っちゃいます。
自分は
を使ってます。適当にアマゾンのベストセラーから選んだやつですが、
ストッパーがついてるので紙がバラバラにならないので今では愛用品です。笑
実際は、これじゃなくともブックスタンドならなんでも良いと思います。
使うことで、目線が常にパソコンのモニターと一定になるので2画面のデュアルディスプレイ感覚で、猫背にもならず、単純にタイピングスピードが上がります。
実際にデュアルディスプレイは、画面が水平方向に広がるためラージディスプレイに比べて頭部運動が多く、静的な筋負担を軽減する可能性が示唆されています。(引用論文:デュアルディスプレイ型VDTにおける作業特性)
ただ、中には、病院のパソコンの横でやってるからいらないよ!!!!
と言う人もいるでしょう。
確かにパソコンからそのまま写す場合、必要ないかもしれません。
しかし、ずっと病院にいるわけではないことや採血データなど単純な写し作業だけのデータなら印刷して自分の机で写す機会もあるのではないでしょうか。
また、今後も学会発表や論文なんかを書いていく上で一つあるだけでもコスパ良いのではないかと思います。
高さ調整可能のノートパソコンスタンド
このアイテムを一言で言うと、
高さを変えて自分の好きな目線に調整することで姿勢が良くなり肩凝り解消になる。また、当直室などの机が低い場所でも安心できる。
短時間の作業なら良いですが、J-OSLERみたいな長時間の作業になると先ほど紹介したブックスタンドを使ったところで
またこうです。もうやめて!!!これ以上肩と首を酷使しないで!!!とっくにあなたの僧帽筋のライフは0よ!!!状態です。
しかし、高さを調整できるノートパソコンスタンドを使えば
常にこんな感じで姿勢がキリッとします!
もはや短時間でも使うようになる中毒性があるのでそこは注意です。
また、当直室など、普段使いの机じゃない場所が低いタイプの机だった場合も作業するときも安心です。
自分はレビューが多く評価の高かったBoYataのコチラを使ってますがこれも高さが調節できればなんでも良いと思います。
また、これは余談ですが、
実際、スタンドの下に退院サマリーをチラ見せさせて写せるといったメリットもあります(自分はブックスタンドと両刀使いなので必要ありませんが、あまり場所が取れない作業スペースの人にはオススメです)。
こういうと、いやいや、さっきのブックスタンドだってパソコン置いて代わりになるじゃないか!!!と言う人もいるでしょう。
確かに、サマリーや採血結果を写し終わって考察を書く段階でさっきのブックスタンドにパソコンを乗っけて目線を上げても良いでしょう。
しかし、パソコンスタンドは
・長時間作業によってパソコンの下にこもる熱を逃せる
・ノートパソコンに特化して作られてるので安定性がある
・高さを自由自在に調整できる角度性
という利点があり、
以上の点から両刀使いで作業することをオススメします。
必要度★4:J-OSLER効率UPアイテム
ここからは、惜しくも★5に届かなかったものの次点としてお勧めできるアイテムを紹介します。
持ち運びタイプのパソコンスタンド
本当は必要度★5にしたいくらいなのですが、
みんなが僕みたいにカフェで作業するわけではないと思うので★4にしました。
こう言う持ち運び型のパソコンスタンドです。
広げるとこうなります。
最大のメリットはその汎用性で病棟や内視鏡室、処置室などで時間が余った時にパソコンと一緒に持参すると隙間時間で効率よくオスラーできます。
ただ、カフェで使用する際には患者さんの情報は個人情報なので漏洩注意です!院外の公共の場所でのサマリー写しは控えた方が無難かもしれません。
Google 翻訳アプリ
これは以前紹介した
で詳しく解説していますので詳しく知りたい人は上の記事をぜひ読んでみてください。
簡単にいうと、退院サマリーなどの病歴をいちいち文字起こしするのはめんどくさいので、スマホでスキャンしてパソコンに取り込んじゃおう!!という話です。
ほとんどは文字化けしません。ただ、一部文字化けしてしまう文字(例えば、「膵癌」とか「腫瘤」とかは毎回うまく読み込めません。笑)もあるので★4にしました。
必要度★3:J-OSLER効率UPアイテム
ぶっちゃけ、ここまでの話で今回のメインの話はおしまいです。読んでいただきありがとうございました。
これから紹介する★3の2つのアイテムは、生産性を意識しすぎたジェイオスラー狂の自分が、さらなる完全体を求めて試行錯誤した結果、行き着いた成れの果てです。笑
ジェイオスラーのゾーンに入りたい人は読んでみてください。笑
低反発クッション 座椅子
みなさん長時間机に向かうのにクッションをせず直椅子してる人が多すぎます!!
低反発クッション使ってみてくださいよ!集中力上がりますよ。
確かに、1時間程度の時間なら集中力は続くでしょう。
しかし、90分以上やる時は身体が疲れると集中力が切れるので、いかに身体が疲れないかを考える必要があります。
そんな時には自分はこれを使ってます。
もちろん人それぞれ使った体感はありますが、お尻と椅子がしっかりフィットした感覚で姿勢も伸び、体感として疲れにくく集中力も続くようになりました。
自分の知り合いでは同じようなことを言ってる人がいて、そいつはゲーミングチェアを使ってると言ってましたね。確かに、ゲームする時って長時間座ってますからね、ある意味J-OSLERも打倒!内科学会!というゲームみたいなもんですからつながる所はあるかもしれません。笑
めぐリズム アイマスク
もう一つは、言わずと知れたベストセラーアイテム、「めぐリズム」です。
これは自分も限定的な使い方をしています。
具体的には、前日の睡眠時間が足りなかったときや、仕事終わりなど、身体が疲れ切っていると感じたら、1回回復させてJ-OSLERを始めます。
HP0の瀕死のポケモンでもMAXまで回復しちゃうくらいすごいです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
★3、★4はおまけ的な要素がありますが、今回一番伝えたかったことは★5の2つです!
J-OSLERは本当に鬼畜な無理ゲーで自分も色々試行錯誤しました。
それでも、今の世の中ではこのゲームをクリアしない限り内科専門医試験を受ける土俵にすら立てません。
みなさんも頑張って一緒に戦いましょう!!!
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!!!
らーめんどくたー大将
おまけ:
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内科専門医試験について知りたい!!!という方は
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